Long may you run

- 末永く走り続けられますように -

UTMF 2019 試走 A5勝山 to A7山中湖きらら

今回も先にまとめです。

■A5勝山-A6忍野 まとめ

  • ロード80%、ミニトレイル5%、山トレイル15%
  • 住宅地や市街地多し。道の駅もあり、補給不安なし
  • 忍草山アタックルートは未整備で荒れている。迷わないようGPSなどで確認しながら進もう

■A6忍野-A7山中湖きらら まとめ

  • 少しロードを走った後、山トレイルへ。突入前に自販機三つ
  • 山トレイルは、大平山・平尾山それぞれ歯ごたえあり
  • 山頂からの最高の景色を楽しもう

中盤パート試走に向けて

前回天子山地を試走できたので、残りは杓子山をやっつけておきたいところ。
しかしUTMF実行委員の三浦さんの話で、A6-A7間についても興味が。

  • 「サービスセクションに見えて実は後半に辛い小山あり」
  • 「走れるところ、走れないところが交互に出てくる」

気になる。前大会出走者のブログによれば、A5-A6の後半にも、あなどれない「忍びの山」があるらしい。

A7以降を試走する場合は、最低でもA9富士吉田までは行かなければならないが、A7-A9はそれだけで結構タフだろう。

A6やA5からスタートしてA9だと、自分にはちっと強度が高い。すでに一ヶ月前。極度の疲労は背負えない。辛いイメージで終わりたくない(大事)。

なので今回は、A5 to A9を分割することに。行程は順序よく辿る方がいいイメージ持てそうと思い、まずはA5-A7試走を実施する。

試走開始 - A5勝山 to A6忍野

AM8:10 道の駅かつやまに駐車させて頂く。なお、スカスカであった。
ここも当日のコースなのでちょうど良かった。時間帯も当日とほぼ同じ。

道の駅だけあって、トイレあり、自販機も豊富。里だし、かなり安心感をもって試走開始。

最高の快晴!
10分ほど走ると、A5勝山エイドになるであろう場所を通過。A5は2018年大会から、地元有志の方によって立ち上げられたエイドらしい。有難い限り。
YouTubeのUTMFエイド物語も観た。辿り着くのが楽しみだ。

■UTMFエイド物語 A5勝山

www.youtube.com

田園地帯のロードを走り続ける。昨年の RUN+TRAIL vol.29 のUTMF特集を事前に読み込んでいたので、雑誌で見た写真と風景が一致する箇所がいくつもあり、迷わなかった。

また今回は、自分で準備した試走コースナビを事前にGarminに入れておいた。

Garminのナビ+スマホGoogle Mapsの試走マップで、ルートは全く不安なし。Garminオフコースになると通知してくれるのが助かる。

ロード中心に、トレイルがあれば短くても走らせてくれる!嬉しい配慮、感謝。
二箇所のミニトレイルを抜けると、707号線、富士山資料館のあたりに出た。

後で振り返ると、ここで左に行くべきなのに、自分は右に行ってしまい、4-5km ロスト。。

結構しんどい道だったので、戻らずにオンコースできる場所へ向かう...30分ほどでコースに戻れた。
まぁ、当日は100mごとにマーカーもあるし、ミスりようもないでしょう。

10:10、道の駅富士吉田へ。道の駅だけあって、何でも補給できますね。ありがたい。

ちょうどA5-A6の中間ぐらいなのと、ここから山に入ってゆくので、必要なら補給しっかりしよう。

なんなら、 mont-bell ありますから。装備が不安な人は色々買い込んじゃったりね。

mont-bell のお店。物欲ががが

道の駅富士吉田からロードを進み、塩釜神社の少し前から山へ。舗装の登り道、砂利の林道登り、その後はオイオイっていう感じの未整備トレイルもしっかり登らされる。

11:10、忍草山を獲ったどー!

ここからは走れるトレイルと下りが。看板にも誘い文句。とはいえ、飛ばし過ぎないないようには気をつけよう...

20分ほどでA6忍野エイドへ。

ここまでで、

  • 24km(ロストもあって5km多く走ってしまった。。)
  • 3時間15分ほど
  • およそ8'00"/kmで進行(全く急いでいないペースで)
  • 水 500cc 消費

もちょっと水、飲んだ方が良かったな。昨年は抜き打ち必携品装備があったそうだけど、今年もこのエイドかな。

■UTMFエイド物語 A6忍野

www.youtube.com

A6忍野 to A7山中湖きらら

ここ、富士忍野高原トレイルレースに出た時のスタート/ゴール会場か!2016年6月に走りました。

懐かしいなぁ。コースも一部同じで嬉しくなる。
地元住民のおっちゃんに挨拶して「ゴールデンウィークは大勢で走らせてもらいますが、よろしくお願いします」と伝える。

素晴らしい天候!田や畑の間の舗装路を、正面に富士山を見据えながら走る。

しかし牛糞肥料がすごい区間があり、一気に瀕死状態に。当日もだろうか。。

トレイルヘッドへ近づいてゆく。直前に自販機三つあり、安心。

12:00、大平山へのアタックスタート。まずは大粒の砂利の林道を走り、

徐々に砂利は小粒となり、土のトレイルに変化。

何度も出てくる長い階段を登る。サイドは坂なので、うまく行き来して登る。

この辺りの看板に注意。「大平山まで45分」と出ていて、ひとつ階段を登り降りすると「大平山まで30分」という看板が出現。お、俺の進行ペース速い?とニヤけて少し進むと、すぐに「大平山まで20分」の看板が。これはもう間もなく着いちゃうなぁ^^ と油断していると、ここからは20分かそれ以上ぐらい掛かる、長い登り。。看板の適当さよ。。

12:50 大平山、獲ったどー!最高の景色!

平野・石割方面へ向かってゆく。

13:10 平尾山、獲ったどー!20分で着いたけど、結構登らされたな。

ここからは最高に走りやすい下りのトレイル!走れるところは走らなきゃ損。

下り終えると市街地へ。すぐに自販機やセブンイレブンが。しかし寄り道する必要もなく...

13:35 山中湖きららに到着!

ここで127kmか...当日はゾンビになっていないことを願うのみ。

今日は人もあまりいないけど、YouTubeの映像では家族サポーターも多く大賑わいだった。当日楽しみ。

■UTMFエイド物語 A7山中湖きらら

www.youtube.com

この13kmは、

  • 2時間ほど
  • およそ8'45"/kmで進行(全く急いでいないペースで)
  • 水 400cc 消費

あかん、水分もっと摂ろう。

この区間についての実行委員三浦さんからの助言は次の通りだった。

  • 「A7で余裕があれば完走確実!」
  • 「ゆっくり休養すること。A8二十曲は小さいエイドなので」
  • 「仮眠、マッサージ。ゴッドハンドがいたりする!ここから14〜15時間掛かるんだから、しっかり回復」

肝に命じておこう。

今回はここまで。スタート地点の道の駅かつやまへ戻るべく、旭日丘バスターミナルまで4kmほど更に走った。

バスで富士山駅経由、河口湖駅へ。
河口湖駅には、道の駅的な施設が併設されていた。しばらく待ち時間があったので、昼飯。家族への土産もゲット。
その後、西湖方面行きのバスに乗り、スタート地点の道の駅かつやまに到着。

総じて言うと、トレイルランナーのロード力が試される区間。そして抑えて走って、A7から始まる真のUTMFスタートに備えるべし。